たんたい

たんたい
I
たんたい【単体】
(1)単一の元素から成り, 固有の化学的性質をもつ物質。 水素(H2)・酸素(O2)・オゾン(O3)・銅(Cu)など。
(2)文字を連綿(レンメン)せず, 放ち書きすること。 また, その文字。 草書作品では独草(ドクソウ)ともいう。
II
たんたい【担体】
〔carrier〕
(1)〔物〕 物質中で電荷を運ぶ粒子。 電子・イオン, 半導体中の正孔など。
(2)〔化〕(ア)触媒の微粒子を支える多孔性の物質。 触媒を広い面積に分布させるために用いる。 アルミナ・ケイ藻土など。 (イ)微量の物質を分離抽出するために加える, 類似の化学的性質をもつ物質。 微量の放射性同位体を混合溶液から沈殿させるために加える安定同位体など。
(3)〔生〕(ア)生体膜にあって物質の輸送を仲介するタンパク質。 輸送体。
(イ)免疫原性が弱いか, または単独ではそれがない物質(ハプテン)と結合し, 免疫原性をもたらす物質(タンパク質など)。 シュレッパー。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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